全古協(全国古家再生推進協議会)の評判|古家再生投資プランナー講座の費用と、申し込む前に確かめたいこと
「全古協の講座を受けて、古家再生投資を始めてみたい。でも評判はどうなのか」。そう思って調べている方へ、公式サイトに書かれている内容と、申し込む前に確かめておきたい点をまとめます。
この記事は、2026年10月27日に公式サイトで確認した内容にもとづいています。受講料や制度は変わることがあるので、申し込みの前に、公式サイトの最新の案内をご自身でも確認してください。
最初にお伝えしておくこと(運営者の立場)
当サイトの運営者は、自分でも戸建て・空き家投資のオンライン動画講座「空き家投資塾」(月額5,500円から、講師は運営者本人)を販売しています。つまりこの記事は、同じ分野で講座を売っている人間が、ほかの団体の講座について書いたものです。
そのため、この記事では、相手の講座の良し悪しを決めつけることはしません。公式サイトで確かめられた事実と、どの講座を選ぶ場合にも確かめたい点だけを書きます。
この記事には、全古協への広告リンクを置いていません。また、当サイトは不動産投資の相談を受けて提携先をご紹介し、謝礼を受け取る場合があるサービスです。その立場で書いていることも、先にお伝えしておきます。
全国古家再生推進協議会(全古協)とは
空き家になった古い家を直して、賃貸住宅として使うことを広めている団体です。古家を持っている人向けの相談と、古家に投資したい人向けの講座や物件情報の提供を行っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営団体 | 一般社団法人 全国古家再生推進協議会(通称:全古協) |
| 設立 | 2014年(平成26年)7月 |
| 所在地 | 大阪府東大阪市 |
| 講座の名前 | 古家再生投資プランナー®認定オンライン講座 |
| 講座の形 | 動画を好きな時間に見る形(全20章・動画20本、合計約200分) |
| 受講料 | 50,000円(税別。税込では55,000円) |
| 認定料 | 年間30,000円(税別。税込では33,000円) |
講座では、物件チラシの読み方、登記簿の見方、購入価格とリフォーム費用の考え方、価格交渉、契約、賃貸の募集、管理、融資、税金までを、1章10分ほどの動画で順に学びます。
講座を受けたあとの流れ
講座は、見て終わりではなく、「古家再生投資プランナー」として認定を受けるまでが一つの流れになっています。公式サイトの案内を要約すると、次のとおりです。
- オンライン講座を申し込み、受講料を支払う
- 最低1件の物件を現地で見学する(これが認定テストの受験資格)
- 認定テストの課題を提出する(提出期限は、申込みの翌月1日から365日以内)
- 合格したら認定申請をし、認定料を支払う(講座の申込みから半年以内に合格と支払いを済ませる、とされています)
認定を受けると、協議会が紹介する収益物件を買える「売買権利」が与えられます。逆に、認定を受けない場合は、協議会の紹介する物件は買えないとされています。また、不動産会社や営業を目的とした申し込み・認定は認めない、と書かれています。
つまり、1年目にかかる費用は、受講料と認定料を合わせて税込88,000円です。2年目からは、認定料として年間33,000円(税込)がかかります。物件見学ツアーやセミナーの参加費は、今回の確認では公式サイトに見つけられませんでした。
返金の条件について
公式サイトの「特定商取引法に基づく表記」には、保証期間内に連絡して返送(または解約の申し出)をすれば返金する、と書かれています。ただし、保証期間は商品ごとに違い、購入時に届く確認メールで知らせる形です。オンライン講座の保証期間は、公式サイトの講座ページでは確認できませんでした。申し込んだら、確認メールの内容をすぐに読んでおいてください。
なお、講座の受講料について、領収書は発行されず、振込の明細が代わりになると案内されています。
協議会が自分で書いている「向いていない人」
協議会のブログには、会員に向いていない人として、次のような人が挙げられています(要約)。
- 自分でDIYをして貸したい人(協議会ではDIYは禁止。認定古家再生士と組んでリフォームする仕組み)
- 手元資金がなく、借入れで始めようとする人(古家の売買では融資特約を使えないため、資金を貯めてから始める前提)
- 利回りだけを追いかける人、最初から売却益を狙う人
- 自分のやり方が固まっているベテラン
自分で「向いていない人」をはっきり書いているのは、申し込む側にとって判断しやすい材料です。特に、DIYができないことと、現金で買う前提であることは、申し込む前に知っておきたい点です。
口コミ・評判の傾向
検索で見つかる体験記には、次のような傾向があります。いずれも個人の感想で、すべての人に当てはまるものではありません。
良かったという声
- 物件見学ツアーで、リフォーム中や完成後の家まで見られるので、古い家に慣れていなくても判断しやすい
- その場で、リフォーム費用や家賃の目安を、専門家から聞ける
- 価格交渉からリフォームまで、古家再生士に相談できる。同じ目的の仲間ができる
気になったという声
- 見学ツアーの定員が少なく、購入希望がほかの参加者と重なりやすい。希望者が重なるとジャンケンで順番を決めることもあり、なかなか買えない
- 講座、認定テスト、物件見学とレポートと、認定を受けるまでに時間がかかる。受講料に加えて、毎年の認定料もかかる
- DIYができないなど、決められた仕組みに合わせる必要がある
インターネット上で見つかる評判は、協議会自身の発信や、認定を受けた人の記事が中心です。第三者による批判的な口コミは、今回の調べではほとんど見つかりませんでした。良い声ばかりが目立つときは、そうした事情も踏まえて読んでください。
申し込む前に、確かめておきたいこと

ここからは、23年のあいだ不動産投資を続けてきた運営者として、どの講座を選ぶ場合にも確かめたい点です。
1. 受講料と、物件を買う資金を分けて考える
全古協の受講料と認定料は、1年目で税込9万円弱です。講座の費用としては高い部類ではありません。ただ、協議会自身が「資金を貯めてから始める」ことを前提にしています。私自身も、いま持っている築古戸建て30棟は、すべて現金で買いました。講座の費用とは別に、物件代とリフォーム代を払える手元資金があるかを、先に確かめておくことをお勧めします。
2. 紹介される物件の、売主と仲介会社はだれか
認定を受けると、協議会が紹介する物件を買えるようになります。ここで確かめたいのは、その物件の売主はだれか、仲介する不動産会社はどこか、仲介手数料はかかるか、という点です。今回の確認では、公式サイトでこれらを見つけられませんでした。見学ツアーや説明会で、遠慮せずに聞いてください。
3. リフォームの費用は、だれに、どう払うのか
リフォームは、認定古家再生士と組んで行う仕組みです。工事の見積もりはだれが出し、契約はだれと結ぶのか。ほかの業者からも見積もりを取ってよいのか。こうした点は、買う前に確かめておきたいところです。
4. 返金の期限を、申し込んだ日に確かめる
返金の保証期間は、購入時の確認メールで知らされる形です。申し込んだら、その日のうちにメールを読み、期限をメモしておいてください。
5. 学ぶことと、買うことは別です
講座で知識を得ても、最後に物件を選んで契約するのは自分です。私は、借入れが2,000万円になったところで公庫の融資が止まり、次に進めなくなったことがあります。数字を自分で確かめないまま進むと、あとで動けなくなります。講座で学んだことを、目の前の物件に自分で当てはめて判断できるかどうかが、分かれ目になります。
向いている人、向いていない人
向いている人
- 物件を探すところから、仕組みに沿って進めたい人
- リフォームを専門家に任せたい人
- 物件代とリフォーム代を、現金で用意できる人
向いていない人
- 自分でDIYをして費用を下げたい人
- 借入れで始めたい人
- 決められた手順より、自分のやり方で進めたい人

まとめ
全古協の古家再生投資プランナー講座は、動画で基礎を学び、物件見学と認定テストを経て、協議会の紹介する物件を買えるようになる仕組みです。費用は1年目で税込88,000円、その後は毎年33,000円の認定料がかかります。
申し込む前には、紹介される物件の売主と仲介会社、リフォームの契約の形、返金の保証期間の3つを確かめておくことをお勧めします。
自分のペースで学びたい方には、選択肢の一つとして、運営者の講座「空き家投資塾」もあります。どの講座を選ぶ場合も、内容と費用、解約の条件を確かめてから決めてください。
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