プロパティエージェントは悪質?評判と、提案を受けたときに確かめたいこと
「プロパティエージェントから、クレイシアのマンションの提案を受けた。この会社の評判はどうなのか」。そう思って調べている方へ、公式サイトに書かれている内容と、契約の前に確かめておきたいことをまとめます。
この記事は、2026年10月27日に公式サイトで確認した内容にもとづいています。内容は変わることがあるので、ご自身でも公式サイトの最新の案内を確認してください。
なお、この記事には、プロパティエージェントへの広告リンクを置いていません。この記事を読んだ方が問い合わせをしても、当サイトが報酬を受け取ることはありません。一方で、当サイト自身も、不動産投資の相談を受けて提携先をご紹介し、謝礼を受け取る場合があるサービスです。その立場で書いていることを、先にお伝えしておきます。
プロパティエージェントとは
投資用のマンション「クレイシア」シリーズを企画・開発して販売し、購入後の管理まで行う会社です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | プロパティエージェント株式会社(2004年設立、本社は東京都新宿区。親会社は東証プライム上場のミガロホールディングス株式会社) |
| 主な事業 | マンションの開発・販売、賃貸管理と建物の管理、不動産クラウドファンディング |
| 自社ブランド | クレイシア(CRACIA) |
| 扱う物件 | 投資用は都心のワンルームマンションが中心。自分で住む人向けのコンパクトなマンションも扱う |
公式サイトでは、顔認証で出入りできるマンションや、購入後のサポートも紹介されています。
知っておきたい前提
プロパティエージェントは、自社で企画したマンションを販売する会社です。セミナーや個別の面談は、会社にとっては物件を提案する場でもあります。提案される物件は、その会社が売りたい物件です。これは、この会社に限らず、投資用マンションを販売する会社に共通することです。
また、新築の投資用マンションは、価格に販売会社の利益や広告費が含まれるため、買った直後に売ると、買った値段より安くなるのが普通です。
なお、上場しているのは親会社のミガロホールディングスです。「上場会社のグループ」という説明は正しいのですが、上場していることと、提案された物件が自分に合うかどうかは、別の話です。
評判の傾向
インターネット上で見られる声には、次のような傾向があります。いずれも個人の感想で、すべての人に当てはまるものではありません。また、比較サイトの多くは、紹介料を受け取る立場で書かれていることにも注意が必要です。
良かったという声
- 担当者の説明が分かりやすく、質問にも丁寧に答えてもらえた
- 都心の駅に近い物件が多い
- 上場会社のグループなので安心感がある
気になったという声
- 営業の電話が多かった
- 物件の価格が、周りと比べて高めに感じた
- 面談の時間が長かった
営業の電話を望まない場合は、「今後の勧誘はお断りします」とはっきり伝えます。宅地建物取引業法のルールでは、断った人に勧誘を続けることは禁じられています。断った日時を記録しておくと安心です。
プロパティエージェントは悪質なのか
「プロパティエージェント 悪質」と検索する方も少なくないようです。この記事で、会社が悪質かどうかを断定することはできません。代わりに、そう感じる人が出やすい理由と、ご自身で確かめる方法をまとめます。
#### 「悪質」と感じる人が出やすい理由
- 営業の電話が多いと感じる人がいる(上の「気になったという声」のとおり)
- 新築の投資用マンションは、買った直後に売ると値下がりするのが普通で、「損をした」と感じやすい
- 都心の新築は価格が高く、毎月の収支がマイナスになる提案もあり、説明が足りないと不満につながる
- 投資用マンションの電話勧誘そのものに悪い印象があり、会社の名前と結びつけて検索されやすい
#### 自分で確かめる方法
- 宅地建物取引業者の行政処分は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」で、会社名から調べられます。
- 勧誘の電話を受けたら、相手の会社名と氏名を聞き、公式サイトに載っている窓口に問い合わせて確かめます。
- 断ったあとも勧誘が続く場合は、断った日時を記録し、免許を出した行政庁(国土交通省や都道府県)の相談窓口に相談できます。
最後は、会社の評判よりも、提案された物件の数字で判断することが大切です。次の章で、確かめたい4つのことをまとめます。
提案を受けたときに、確かめたいこと

ここからは、23年のあいだ不動産投資を続けてきた運営者として、お伝えしたいことです。
私は2003年に、自宅のマンションを貸すところから始めました。入居が決まるまで約1年かかり、その後、借入れが増えたところで融資が止まり、次に進めなくなったこともあります。
その経験から、提案を受けたら、次の4つを確かめることをお勧めします。
1. 毎月の収支は、いくらになるのか
家賃から、ローンの返済、管理費、修繕積立金、固定資産税を引いた金額です。マイナスになる場合は、その金額を無理なく払い続けられるかを確かめます。「節税で取り戻せる」という説明があったら、税金がいくら戻るのかを、自分の年収で計算してもらいます。
2. 金利が上がったら、返済はいくら増えるのか
変動金利で借りる場合、金利が上がると返済額が増えます。いまの金利だけでなく、上がった場合の試算を出してもらいます。
3. その家賃は、相場に合っているのか
新築の家賃は、周辺の中古の部屋より高めに設定されることがあります。入居者が入れ替わったあとも同じ家賃で貸せるのか、周辺の同じような部屋の募集家賃を、自分でも調べます。家賃を保証する契約(サブリース)を勧められた場合は、保証する家賃が見直される条件と、解約の条件を書面で確かめます。
4. 何年持って、どう手放すのか
持ち続けるのか、売るのか。売るとしたら、そのとき借入れがいくら残っているのか。出口を先に聞いておきます。
答えがあいまいだったり、良い話しか出てこなかったりしたら、その場では決めないことです。
向いている人、向いていない人
向いている人
- 都心の新築のワンルームマンションを、長く持つつもりの人
- 毎月の持ち出しが出ても、無理なく払い続けられる人
- 上の4つを、自分から確かめられる人
向いていない人
- 中立の立場からの助言だけを求めている人
- 毎月の手取りを増やすことを、いちばんの目的にしている人
- 勧誘を、はっきり断るのが苦手な人

まとめ
プロパティエージェントは、上場会社のグループで、クレイシアシリーズを企画・販売する会社です。会社の規模や歴史は安心材料になりますが、提案される物件は、その会社が販売する物件であることを、前提にしておく必要があります。
大切なのは、会社の評判よりも、提案された物件の数字です。毎月の収支、金利が上がったときの返済、家賃の相場、出口。この4つを確かめてから、判断することをお勧めします。
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