和不動産の評判と、中古ワンルームの提案を受けたときに確かめたいこと
「和不動産のセミナーに行ったら、中古のワンルームマンションを勧められた。この会社の評判はどうなのか」。そう思って調べている方へ、公式サイトに書かれている内容と、契約の前に確かめておきたいことをまとめます。
この記事は、2026年10月27日に公式サイトで確認した内容にもとづいています。内容は変わることがあるので、ご自身でも公式サイトの最新の案内を確認してください。
なお、この記事には、和不動産への広告リンクを置いていません。この記事を読んだ方が問い合わせをしても、当サイトが報酬を受け取ることはありません。一方で、当サイト自身も、不動産投資の相談を受けて提携先をご紹介し、謝礼を受け取る場合があるサービスです。その立場で書いていることを、先にお伝えしておきます。
和不動産とは
東京23区の中古ワンルームマンションへの投資を勧め、物件の紹介から購入後の管理までを行う会社です。社名は「なごみふどうさん」と読みます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社和不動産(1978年設立。本社は東京都千代田区) |
| 主な事業 | 不動産コンサルティング、売買・仲介、賃貸管理、リフォームの取り次ぎ、保険の代理店など |
| 扱う物件 | 中古のワンルームマンション |
| 主なエリア | 東京23区 |
公式サイトでは、不動産投資のセミナー(会場とオンライン)、個別相談、オンライン相談が案内されています。購入後は、専門の部署が定期的に面談し、資産の状況を確かめるアフターフォローを行うとされています。オーナー同士が交流するイベントも紹介されています。
また、公式サイトには「営業活動にあたってのお約束」として、名簿を使った電話営業や、ダイレクトメールでの営業はしない、と書かれています。
知っておきたい前提
和不動産は、投資用の物件を紹介して販売する会社です。セミナーや個別相談は、投資について学べる場であると同時に、会社にとっては物件を提案する場でもあります。これは、この会社に限らず、投資用マンションを扱う会社に共通することです。
中古のワンルームは、新築のように「買った直後に大きく値下がりする」心配は小さめです。その一方で、建物が古くなるほど、修繕の費用や、修繕積立金の値上がりが出てきます。築年数と、建物の管理の状態を確かめることが大切です。
また、同じ物件でも、会社が売主として売るのか、売主との間に入って仲介するのかで、仲介手数料がかかるかどうかが変わります。契約の前に、どちらの形なのかを確かめておきます。
評判の傾向
インターネット上で見られる声には、次のような傾向があります。いずれも個人の感想で、すべての人に当てはまるものではありません。
良かったという声
- 買ったあとも定期的に面談があり、相談しやすい
- セミナーが、初めてでも分かりやすかった
- 中古なので、新築より価格が抑えられていた
気になったという声
- 毎月の収支が、思ったほどプラスにならなかった
- 都心のワンルームに絞った提案で、ほかの選択肢の話は少なかった
- 会社の規模や財務の情報が、外から分かりにくい
どの会社か分からない相手から勧誘の電話を受けた場合は、相手の会社名と氏名を聞き、公式サイトに載っている窓口に問い合わせて確かめます。勧誘を望まない場合は、「今後の勧誘はお断りします」とはっきり伝えます。宅地建物取引業法のルールでは、断った人に勧誘を続けることは禁じられています。
#### 会社のことを、自分で確かめる方法
- 宅地建物取引業者の行政処分は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」で、会社名から調べられます。
- 宅地建物取引業の免許番号は、公式サイトの会社概要に載っています。番号のかっこ内の数字は、免許を更新した回数の目安になります。
- 断ったあとも勧誘が続く場合は、断った日時を記録し、免許を出した行政庁(この会社の場合は東京都)の相談窓口に相談できます。
中古ワンルームならではの、確かめどころ
中古のワンルームは、建物がすでに建っているので、新築より確かめられることが多いのが良い点です。逆に言えば、確かめずに買うのはもったいないということです。
築年数と、ローンの期間
建物が古いほど、借りられる期間が短くなったり、金利の条件が変わったりすることがあります。何年で返し終わり、そのとき建物は築何年になるのかを、数字で確かめます。
耐震の基準
1981年6月より前に建築の確認を受けた建物は、いまより古い耐震の基準で建てられています。その場合は、耐震の診断や補強がされているかを聞きます。
管理組合の資料
マンション全体の修繕積立金がいくら貯まっているか、滞納がないか、大きな修繕の予定はいつか。こうした内容は、管理会社が出す「重要事項調査報告書」などの資料で確かめられます。契約の前に、写しを見せてもらうようお願いします。
いまの入居者の状況
入居者がいる状態で買う場合は、いまの家賃と、入居してからの期間を確かめます。長く住んでいる入居者の家賃が、いまの相場と合っていないこともあります。
提案を受けたときに、確かめたいこと

ここからは、23年のあいだ不動産投資を続けてきた運営者として、お伝えしたいことです。
私は2003年に、自宅のマンションを貸すところから始めました。入居が決まるまで約1年かかり、その後、借入れが増えたところで融資が止まり、次に進めなくなったこともあります。
その経験から、提案を受けたら、次の4つを確かめることをお勧めします。
1. 毎月の収支は、いくらになるのか
家賃から、ローンの返済、管理費、修繕積立金、固定資産税を引いた金額です。マイナスになる場合は、その金額を無理なく払い続けられるかを確かめます。
2. 金利が上がったら、返済はいくら増えるのか
変動金利で借りる場合、金利が上がると返済額が増えます。いまの金利だけでなく、上がった場合の試算を出してもらいます。
3. 建物の修繕は、どうなっているのか
中古のマンションでは、ここが特に大切です。修繕積立金がどれだけ貯まっているか、大きな修繕の計画と、積立金の値上げの予定を、管理組合の資料で確かめます。いまの家賃が、周辺の同じような部屋の募集家賃と比べて高すぎないかも、自分で調べます。
4. 何年持って、どう手放すのか
持ち続けるのか、売るのか。売るとしたら、そのとき建物は築何年で、借入れがいくら残っているのか。出口を先に聞いておきます。
答えがあいまいだったり、良い話しか出てこなかったりしたら、その場では決めないことです。
向いている人、向いていない人
向いている人
- 東京23区の中古ワンルームマンションを、長く持つつもりの人
- 購入後も、担当者と定期的に相談しながら進めたい人
- 上の4つを、自分から確かめられる人
向いていない人
- 中立の立場からの助言だけを求めている人
- 都心のワンルーム以外(地方の物件や一棟もの)も比べたい人
- 勧誘を、はっきり断るのが苦手な人

まとめ
和不動産は、東京23区の中古ワンルームマンションへの投資を勧め、購入後の面談や管理まで行う会社です。アフターフォローに力を入れている一方で、提案される物件は、その会社が扱う物件であることを、前提にしておく必要があります。
大切なのは、会社の評判よりも、提案された物件の数字です。毎月の収支、金利が上がったときの返済、建物の修繕、出口。この4つを確かめてから、判断することをお勧めします。
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