グローバル・リンク・マネジメントは怪しい?評判と、提案を受けたときに確かめたいこと
「グローバル・リンク・マネジメントから、投資用マンションの提案を受けた。この会社の評判はどうなのか」。そう思って調べている方へ、公式サイトに書かれている内容と、契約の前に確かめておきたいことをまとめます。
この記事は、2026年10月27日に公式サイトで確認した内容にもとづいています。内容は変わることがあるので、ご自身でも公式サイトの最新の案内を確認してください。
なお、この記事には、グローバル・リンク・マネジメントへの広告リンクを置いていません。この記事を読んだ方が問い合わせをしても、当サイトが報酬を受け取ることはありません。一方で、当サイト自身も、不動産投資の相談を受けて提携先をご紹介し、謝礼を受け取る場合があるサービスです。その立場で書いていることを、先にお伝えしておきます。
グローバル・リンク・マネジメントとは
投資用の不動産を企画・開発して販売し、購入後の賃貸管理まで行う会社です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社グローバル・リンク・マネジメント(2005年設立。東京証券取引所に上場、証券コード3486) |
| 主な事業 | 投資用不動産の企画・開発、販売、再生、賃貸管理 |
| 自社ブランド | アルテシモ(沿革によると、2006年に販売開始) |
| 開発する建物 | 住まいのほか、ホテル、オフィスビル、商業施設にも取り組んでいるとされる |
沿革によると、2017年に東証マザーズに上場し、2018年に東証一部、2022年4月にプライム市場へ移っています。
公式サイトでは、不動産投資の相談を、問い合わせフォームと電話で受け付けています。
知っておきたい前提
グローバル・リンク・マネジメントは、自社で企画・開発した物件を販売する会社です。相談の場は、会社にとっては物件を提案する場でもあります。提案される物件は、その会社が売りたい物件です。これは、この会社に限らず、投資用マンションを販売する会社に共通することです。
また、新築の投資用マンションは、価格に販売会社の利益や広告費が含まれるため、買った直後に売ると、買った値段より安くなるのが普通です。
上場会社であることは、財務の情報が公開されているという点で安心材料になります。ただ、会社が安定していることと、提案された1部屋が投資として合うかどうかは、別の話です。
評判の傾向
インターネット上で見られる声には、次のような傾向があります。いずれも個人の感想で、すべての人に当てはまるものではありません。
良かったという声
- 説明会や相談で、投資の良い点だけでなく、注意点の説明もあった
- 契約したあとも、担当者がきちんと対応してくれた
- 上場会社なので安心感がある
気になったという声
- 物件の価格が、周辺の相場より高いと感じた
- 営業の電話がしつこかった(古い時期の声が多い、とする記事もある)
- 家賃を保証する契約(サブリース)の条件が分かりにくかった
営業の電話を望まない場合は、「今後の勧誘はお断りします」とはっきり伝えます。宅地建物取引業法のルールでは、断った人に勧誘を続けることは禁じられています。断った日時を記録しておくと安心です。
グローバル・リンク・マネジメントは怪しいのか
「グローバル・リンク・マネジメント 怪しい」と検索する方も少なくないようです。この記事で、会社が怪しいかどうかを断定することはできません。代わりに、そう感じる人が出やすい理由と、ご自身で確かめる方法をまとめます。
#### 「怪しい」と感じる人が出やすい理由
- 新築の投資用マンションは、価格に販売会社の利益が含まれるため、「相場より高い」と感じやすい
- 買った直後に売ると値下がりするのが普通で、「損をした」と感じやすい
- 毎月の収支がマイナスになる提案もあり、説明が足りないと不満につながる
- 営業の電話が多いと感じた、という声がある(上の「気になったという声」のとおり)
#### 自分で確かめる方法
- 宅地建物取引業者の行政処分は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」で、会社名から調べられます。
- 上場会社なので、決算の資料や有価証券報告書を、会社のIRのページや金融庁の EDINET で読むことができます。
- 勧誘の電話を受けたら、相手の会社名と氏名を聞き、公式サイトに載っている窓口に問い合わせて確かめます。
- 断ったあとも勧誘が続く場合は、断った日時を記録し、免許を出した行政庁(国土交通省や都道府県)の相談窓口に相談できます。
最後は、会社の評判よりも、提案された物件の数字で判断することが大切です。次の章で、確かめたい4つのことをまとめます。
上場会社の資料で、分かること
上場会社には、決算の内容や事業のリスクを、決まった形で公開する決まりがあります。口コミより先に、会社自身が出している資料を読んでおくと、営業の説明を聞くときの物差しになります。
- 決算短信・決算説明資料:売上や利益の動きと、いま会社が力を入れている事業が分かります。
- 有価証券報告書:「事業等のリスク」という項目に、会社自身が考えるリスクが書かれています。金利や不動産の市況が変わったときの影響なども、ここで確かめられます。
どれも、会社のIRのページや、金融庁の EDINET で無料で読めます。分からない言葉があっても、目次と「事業の内容」の部分を読むだけで、会社の全体像はつかめます。
ただし、資料で分かるのは会社全体の話です。自分に提案された1部屋の収支は、別に確かめる必要があります。
提案を受けたときに、確かめたいこと

ここからは、23年のあいだ不動産投資を続けてきた運営者として、お伝えしたいことです。
私は2003年に、自宅のマンションを貸すところから始めました。入居が決まるまで約1年かかり、その後、借入れが増えたところで融資が止まり、次に進めなくなったこともあります。
その経験から、提案を受けたら、次の4つを確かめることをお勧めします。
1. 毎月の収支は、いくらになるのか
家賃から、ローンの返済、管理費、修繕積立金、固定資産税を引いた金額です。マイナスになる場合は、その金額を無理なく払い続けられるかを確かめます。
2. 金利が上がったら、返済はいくら増えるのか
変動金利で借りる場合、金利が上がると返済額が増えます。いまの金利だけでなく、上がった場合の試算を出してもらいます。
3. その家賃は、相場に合っているのか
新築の家賃は、周辺の中古の部屋より高めに設定されることがあります。入居者が入れ替わったあとも同じ家賃で貸せるのか、周辺の同じような部屋の募集家賃を、自分でも調べます。サブリースを勧められた場合は、保証する家賃が見直される条件と、解約の条件を書面で確かめます。
4. 何年持って、どう手放すのか
持ち続けるのか、売るのか。売るとしたら、そのとき借入れがいくら残っているのか。出口を先に聞いておきます。
答えがあいまいだったり、良い話しか出てこなかったりしたら、その場では決めないことです。
向いている人、向いていない人
向いている人
- 都心の新築の投資用マンションを、長く持つつもりの人
- 毎月の持ち出しが出ても、無理なく払い続けられる人
- 上の4つを、自分から確かめられる人
向いていない人
- 中立の立場からの助言だけを求めている人
- 毎月の手取りを増やすことを、いちばんの目的にしている人
- 勧誘を、はっきり断るのが苦手な人

まとめ
グローバル・リンク・マネジメントは、上場会社で、アルテシモなどの投資用不動産を企画・開発し、販売から賃貸管理までを行う会社です。会社の規模や情報の公開は安心材料になりますが、提案される物件は、その会社が販売する物件であることを、前提にしておく必要があります。
大切なのは、会社の評判よりも、提案された物件の数字です。毎月の収支、金利が上がったときの返済、家賃の相場、出口。この4つを確かめてから、判断することをお勧めします。
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