シノケンの評判は?「やばい」と検索される理由と、提案を受けたときに確かめたいこと
「シノケンから、アパート経営(またはマンション経営)の提案を受けた。この会社の評判はどうなのか」。そう思って調べている方へ、公式サイトに書かれている内容と、契約の前に確かめておきたいことをまとめます。
この記事は、2026年10月27日に公式サイトで確認した内容にもとづいています。内容は変わることがあるので、ご自身でも公式サイトの最新の案内を確認してください。
なお、この記事には、シノケンへの広告リンクを置いていません。この記事を読んだ方が問い合わせをしても、当サイトが報酬を受け取ることはありません。一方で、当サイト自身も、不動産投資の相談を受けて提携先をご紹介し、謝礼を受け取る場合があるサービスです。その立場で書いていることを、先にお伝えしておきます。
シノケンとは
投資用のアパートとマンションを自社で企画・開発して販売し、購入後の管理まで行うグループです。「シノケン」は一つの会社ではなく、役割の違う会社が集まったグループです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| グループの中心 | 株式会社シノケングループ(グループの会社を管理する持株会社。1990年に福岡で創業) |
| 上場 | 以前はジャスダックに上場していたが、2022年12月に上場を廃止(経営陣による買収で非上場になった) |
| アパート経営 | 株式会社シノケンプロデュース。会社員・公務員などに、単身者向けのアパート経営を提案 |
| マンション経営 | 株式会社シノケンハーモニー(2011年設立)。首都圏・都心部で、単身者向けの自社ブランドのデザイナーズマンションを開発・販売 |
| 購入後の管理 | 株式会社シノケンファシリティーズが、賃貸管理とマンションの管理を行う |
提案を受けたときは、どの会社の、どの商品の話なのかを、まず確かめておくと話が整理しやすくなります。アパートの話なのか、マンションの話なのかで、確かめることも少し変わります。
公式サイトでは、資料請求、セミナー、個別相談の申し込みが案内されています。確認した時点では、初回の面談を受けるとポイントがもらえる特典も案内されていました。特典には年収や勤務先などの条件があるので、申し込む前に条件を確かめてください。特典を受け取ったからといって、断りにくいと感じる必要はありません。
知っておきたい前提
シノケンは、自社で企画した物件を販売する会社のグループです。セミナーや個別相談は、会社にとっては物件を提案する場でもあります。提案される物件は、その会社が売りたい物件です。これは、この会社に限らず、投資用の物件を販売する会社に共通することです。
また、新築の投資用の物件は、価格に販売会社の利益や広告費が含まれるため、買った直後に売ると、買った値段より安くなるのが普通です。
もう一つ、上場をやめた会社だという点も知っておきたいところです。上場をやめたことは、それだけで良い・悪いが決まるものではありません。ただ、上場していたころのように、決算の資料を誰でも見られる形で公開する義務はなくなっています。「上場会社だから安心」という説明を受けた場合は、いまの状況を確かめておきます。
評判の傾向
インターネット上で見られる声には、次のような傾向があります。いずれも個人の感想で、すべての人に当てはまるものではありません。また、比較サイトの多くは、紹介料を受け取る立場で書かれていることにも注意が必要です。
良かったという声
- 担当者の対応が丁寧だった
- 自己資金が少なくても始められる仕組みになっている
- 購入後の管理まで任せられて楽
気になったという声
- 毎月の収支や、将来の家賃の下がり方の説明が楽観的に感じた
- 建てたあとの入居者の騒音など、管理の対応に不満があった
- グループの会社が多く、どの会社の評判なのか分かりにくい
営業の電話を望まない場合は、「今後の勧誘はお断りします」とはっきり伝えます。宅地建物取引業法のルールでは、断った人に勧誘を続けることは禁じられています。断った日時を記録しておくと安心です。
シノケンは「やばい」のか
「シノケン やばい」と検索する方も少なくないようです。この記事で、会社が良い・悪いを断定することはできません。代わりに、そう感じる人が出やすい理由と、ご自身で確かめる方法をまとめます。
#### 「やばい」と感じる人が出やすい理由
- 自己資金が少なくても始められる分、借入れが大きくなりやすく、不安を感じる人がいる
- 新築の物件は、買った直後に売ると値下がりするのが普通で、「損をした」と感じやすい
- グループの会社が多く、別の会社の話や、昔の話が混ざって伝わりやすい
- 上場をやめたことを、事情を知らずに悪い知らせだと受け取る人がいる
#### 自分で確かめる方法
- 宅地建物取引業者の行政処分は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」で、会社名から調べられます。提案を受けている会社の名前(シノケンプロデュース、シノケンハーモニーなど)で調べます。
- 勧誘の電話を受けたら、相手の会社名と氏名を聞き、公式サイトに載っている窓口に問い合わせて確かめます。
- 断ったあとも勧誘が続く場合は、断った日時を記録し、免許を出した行政庁(国土交通省や都道府県)の相談窓口に相談できます。
最後は、会社の評判よりも、提案された物件の数字で判断することが大切です。次の章で、確かめたい4つのことをまとめます。
提案を受けたときに、確かめたいこと

ここからは、23年のあいだ不動産投資を続けてきた運営者として、お伝えしたいことです。
私は2003年に、自宅のマンションを貸すところから始めました。入居が決まるまで約1年かかり、その後、借入れが増えたところで融資が止まり、次に進めなくなったこともあります。
その経験から、提案を受けたら、次の4つを確かめることをお勧めします。
1. 毎月の収支は、いくらになるのか
家賃から、ローンの返済、管理費、修繕のための積立て、固定資産税を引いた金額です。アパートの場合は、建物全体の修繕を自分で負担することになるので、外壁や屋根の修繕にいくらかかる見込みかも聞いておきます。マイナスになる場合は、その金額を無理なく払い続けられるかを確かめます。
2. 金利が上がったら、返済はいくら増えるのか
変動金利で借りる場合、金利が上がると返済額が増えます。借入れが大きいほど、その影響も大きくなります。いまの金利だけでなく、上がった場合の試算を出してもらいます。
3. その家賃は、相場に合っているのか
新築の家賃は、周辺の中古の部屋より高めに設定されることがあります。入居者が入れ替わったあとも同じ家賃で貸せるのか、周辺の同じような部屋の募集家賃を、自分でも調べます。家賃を保証する契約(サブリース)を勧められた場合は、保証する家賃が見直される条件と、解約の条件を書面で確かめます。
4. 何年持って、どう手放すのか
持ち続けるのか、売るのか。売るとしたら、そのとき借入れがいくら残っているのか。出口を先に聞いておきます。
答えがあいまいだったり、良い話しか出てこなかったりしたら、その場では決めないことです。
向いている人、向いていない人
向いている人
- 物件づくりから管理まで、一つのグループに任せたい人
- 毎月の持ち出しが出ても、無理なく払い続けられる人
- 上の4つを、自分から確かめられる人
向いていない人
- 中立の立場からの助言だけを求めている人
- 大きな借入れをすることに、不安がある人
- 勧誘を、はっきり断るのが苦手な人

まとめ
シノケンは、アパートとマンションを自社で企画・販売し、管理まで行うグループです。長い歴史と、グループで支える仕組みがある一方で、提案される物件は、その会社が販売する物件であることを、前提にしておく必要があります。
大切なのは、会社の評判よりも、提案された物件の数字です。毎月の収支、金利が上がったときの返済、家賃の相場、出口。この4つを確かめてから、判断することをお勧めします。
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